わんにゃん応援団☆ぽのぽの★店長日記
ぽのぽのの馬肉は競走馬ではありませんよ!
2008年10月20日 (月) | 編集 |
国産冷蔵馬肉(赤身)

 人間の食べている馬肉は脂肪を多く含んだところで競走馬ではありません。
 でも、ワンちゃんやネコちゃん用は競走馬。
 悲しいことにそう思われている方が多いことに驚いています。

 ぽのぽので取り扱っている国産冷蔵生馬肉は、競走馬ではないことはこれまでも
 何回かお話していますが、巷ではそんなに競走馬が主流なのか疑問です。

 今回は、馬肉のすばらしさをちょっとアピールしたいと思います。
 ぽのぽのの国産冷蔵生馬肉は、自社肥育生産牧場を所有 ( 2ヶ所 ) し、
 肥育、生産からと殺そして加工まで管理している工場にてお願いしております。

 平成19年度と畜数・・参考資料_1

 お盆、年末年始にはこれだけのと畜があっても、品薄になっている状態です。
 この数字ではピンとこないかもしれませんね。
 たとえば4月。
 地域と畜数合計は、185でした。現在、地域の半数以上を占めています。
 それは他の肉類の生産は行わず、馬の生産ならびに馬肉のみにこだわっている
 証だと思います。

 馬肉には牛肉、豚肉に比べ、含まれる脂肪は少なく、コレステロールを下げる
 リノール酸・リノレン酸をたっぷり含み、動脈硬化を予防し血管を丈夫にしてくれます。
 また、鉄分の含有量が多い為、貧血気味の女性にも大変お勧めです。
 そしてカルシウムの含有量が多いため、育ち盛りのお子様にも大変お勧めです。
 その値は鉄分は牛の1.5倍、豚の5倍、カルシウムは牛・豚ともに3倍となっています。
 タンパク質はほとんど変わりませんが、ビタミンB12は、牛の6倍、豚の25倍。
 それでいて、カロリーは牛の半分、豚の2/3です。

 近年、リノール酸 ( オメガ6 )、αリノレイン酸 ( オメガ3 ) の必須脂肪酸摂取の
 必要性が認識されてきております。
 しかし、オメガ3が依然として不足しているのが現状で、人間・動物ともアトピーなどの
 アレルギー疾患、生活習慣病の増加などにつながっていると言われています。

 馬肉の脂肪は牛・豚などのほかの動物肉と異なり、不飽和脂肪酸を多く含みます。
 馬肉の脂肪は不飽和脂肪酸が全体の60-65%を占め、
 特に他の動物脂には殆ど含まれないαリノレイン酸 ( オメガ3 ) が豊富に含まれており、
 必須脂肪酸を摂取することで、ワンちゃんやネコちゃんの健康増進・皮膚・毛艶などが
 改善されると言われています。

 必須脂肪酸の配分・・参考資料_2

 必須脂肪酸の理想配分は ω6:ω3=4:1 あたりと言われているので、
 馬肉が他の肉より優れていると言えます。

 『 人間の食べている馬肉は脂肪を多く含んだところ 』 と、
 思われている方がいらっしゃいますが、 一般的に赤身のモモと脂肪のあるロースを
 人間用の馬刺し肉で比べてみて、で見てどちらがモモかロースか判断できる方は
 いないでしょう。馬肉は、ロースでさえ真っ赤ですから(笑)
 馬肉の産地であるこの地域でさえ、馬肉ロースを見かけることは殆どありません。
 その大部分が馬肉モモです。


馬肉の各部位

 馬肉はバラ肉でさえ、赤身部分と脂身部分がはっきりと分かれています。
 脂肪部分といえば、タテガミ部分やフタゴエ部分があります。
 そして、霜降りですが、これは国産で市場で出回ることは稀です。
 綺麗にさしが入って霜降り和牛のようですが、高級料亭などに大部分がいってしまう
 のが現状です。それだけ希少価値が高く、そしてお値段も張ります。
 市場で出回っているのはカナダ産が多いのですが、それでもやはり高値で驚きます。

 工場の社長さんと焼肉に行ったときの話しですが・・・
 本当に、その部位が出されていないところもあるそうです。たとえば上カルビなど・・
 専門用語になりますが、カイノミやササニクが上カルビとして使用される部位ですが、
 どうみてもナカバラやソトバラを使っているのでは?というところもあるそうです。
 それでも、カルビには違いないのですけれどね。

 競走馬は筋肉で食用には向かないと聞きました。
 でも、肥育 ( 太らせる ) すれば刺身にできる肉にはなるそうです。
 ただ、今の現状では経費の都合で、そのようにしない場合が多いのではとのことです。


 参考までに、『 競走馬の文化史 ( 青木玲・著 筑摩書房 ) 』 より
 軽種 ( 注: ここでは引退競走馬や競馬に使わなかった競走用品種の馬をさす ) は
 燻製もおいしいが、肥育して柔らかくなっているから、刺身用にも好評だという (P.118)
 なお、軽種が肉用に向けられるときには、肥育場に入れて 「 飼い直し 」 をせず、
 直接、屠畜場に持ち込まれることも多い。 (P.123)
 報道関係者でも 「 競走馬の最後の家 」 である肥育場など、
 見たことも聞いたこともないという人が多くいたし、
 「競走馬の肉はかたくて食べられない」という話を信じている人も少なくなかった(P.161)

 よく、 「 馬肉は競走馬ですか? 」 とお問い合わせをいただくのですが、
 ペット用の馬肉は競走馬だと信じている人が多いのに驚かせられます。
 以前も書きましたが、他はどうか知りませんが、


 ぽのぽのの馬肉は競走馬ではありませんよ!